労働基準法により労使協定を結ぶ場合や就業規則を変更するときに過半数代表の意見を聞くことが義務づけられています。過半数代表は非正規従業員を含めた全従業員の過半数が指示して信任された労働者の代表です。労使協定を結ぶことができるとても強い権限をもち、安易に決めると取り返しのつかない事態になりかねません。労働組合の組織率が過半数を超えていれば組合が過半数代表を代行できます。甲南学園には教員組合、職員組合、中高組合の三組合がありますが、中高組合以外は組織率が過半数に達していません。したがって過半数代表を選ばなければなりません。
教員組合、職員組合、中高組合の三組合では大学と相談しながらこの過半数代表を選ぶ仕組みを検討してきました。現在の原案をこのページに開示しますので、意見等ありましたら三組合まで連絡してください。
総会提出案 (2021年5月28日) pdf
組合の案は以下のような内容になっています。
岡本事業所をモデルとして案を作成し、西宮・ポートアイランドキャンパスについては岡本事業所の枠組みを修正して用いる。
一名の過半数代表者を選出するのではなく、教職員のカテゴリごとに選出された代表による過半数代表会を作る。
非正規教職員の組織については3年を目処に検討し、まずは既存の大学教員組合と職員労働組合を母体とした過半数代表会を構成する。
労働や待遇に関する規定・協定に関し、過半数代表会は、大学教員組合と職員労働組合の承認を経なければならないとして、これまでのやり方をできる限り踏襲する。
詳細は上にあるPDFにあります。これから以下の道筋で合意を目指します。
皆様のご意見をお待ちしております。連絡先: kkumiai@konan-u.ac.jp
甲南大学教員組合
組合事務室: 岡本キャンパス6号館6階北側奥 6606室
TEL & FAX: 078-452-8334(内線3901)
E-Mail: kkumiai@konan-u.ac.jp
http://aplab.konan-u.ac.jp/FacultyUnion/